清水伶選 【日報俳壇】

モロヘイヤの葉のあおあおと半夏生 九十九里 篠崎喜亘
 【評】半夏生(はんげしょう)という季語を使った手柄を褒めたい。夏至から十一日目に当たる七月一日頃で、梅雨が明け田植えの終期とされる。そんな半夏生の頃、モロヘイヤの葉があおあおと茂り、 ・・・

【残り 1066文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る