日高堯子選 【日報歌壇】

湯灌師の送る手捌きあざやかに身を清められ母は旅立つ 松戸 加賀昭人
 【評】母の死の手続きを歌った一首。死の直後の湯灌の場面がとらえられていますが、「湯灌師の送る手捌き」に目をとめ、むしろ感傷 ・・・

【残り 855文字】



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