日高堯子選 【日報歌壇】

早春の夕光の差す路地行けば「ただいま」の声「おかへり」の声 匝瑳 椎名昭雄
 【評】暮らしの匂いの濃い「路地」の情景が、「ただいま」と「おかへり」という声によってみごとにとらえられた一首 ・・・

【残り 831文字】



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