2023年3月12日 05:00 | 有料記事
まつしろな詩の行間に雪女 多古 鈴木裕
【評】雪女は幻の存在であり、実存するものではない。作者の前にある詩の一篇。その一行一行の空間に、作者は己がメルヘンを埋めるように雪女を思い描くのだ。風のように生れ風のように消える雪女。その雪女が作者の夢への回帰なの ・・・
【残り 1143文字】
まつしろな詩の行間に雪女 多古 鈴木裕
【評】雪女は幻の存在であり、実存するものではない。作者の前にある詩の一篇。その一行一行の空間に、作者は己がメルヘンを埋めるように雪女を思い描くのだ。風のように生れ風のように消える雪女。その雪女が作者の夢への回帰なの ・・・
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