詩作に執念を見せる 高見順(8)

 高見が詩作を始めたのは17歳の頃で、ダダ的な詩を書いていたという。昭和16年頃からまた詩を書き出し、初めて発表するのは終戦後20年で、上林猷夫らが出版していたガリ版刷り詩誌『花』に掲載した。『花』は『 ・・・

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