2010年11月29日 15:13
改定常用漢字表の内閣告示に伴い、千葉日報社は、30日付から記事に用いる漢字の表記を一部変更します。
1981年に告示されて以来、常用漢字が29年ぶりの改定に至ったのには、一般社会での漢字使用の潮流に大きな変化があったことが挙げられます。情報機器の普及によって「書けないけれどキーボードで打てる」漢字に目配りする必要性が高まりました。
今回、記事の漢字表記の大部分は改定常用漢字表の用例に沿いますが、新たに加わった漢字は学校でまだ十分に教えられていないため、難読や意味がとらえにくいものについては、読み仮名付きや仮名書き、言い換えをする配慮をします。
報道において「読めて意味が分かることが重要」とする、日本新聞協会での各社協議も踏まえた判断です。