2022年10月31日 05:00 | 有料記事

山梨学院―専大松戸 6回表のピンチでナインに励まされる専大松戸の平野(右から2人目)=大宮公園

先発した専大松戸・梅沢

6回裏専大松戸1死一塁、宮尾が右前打を放つ
第75回秋季関東高校野球大会第5日は30日、埼玉県営大宮公園野球場で決勝を行い、千葉1位の専大松戸は山梨学院(山梨1位)に3-9で敗れ、初優勝を逃した。
投手陣が2本塁打を浴びるなど踏ん張れなかった。打線は八回に大森の適時打、清水友の犠飛などで3点を返したが、及ばなかった。
▽決勝(埼玉県営大宮公園野球場)
山梨学院(山梨)
011003103―9
000000030―3
専大松戸
(山)林、星野―佐仲
(専)梅沢、平野、渡辺翼―吉田
▽本塁打 進藤、佐仲(以上山)
▽三塁打 二村(山)
▽二塁打 高橋2、星野、伊藤、佐仲(以上山)
【評】専大松戸は攻守に力負け。打線は6点差を追う八回に3点返して意地を見せた。先発の梅沢は五回まで2失点と何とか粘ったが、六回途中から救援した頼みの平野が踏ん張りきれなかった。山梨学院は強打で勝利をたぐり寄せた。
◆快進撃の秋自信に 大敗も成長誓い春へ
山梨王者の圧力に屈した。専大松戸は、優勝した山梨学院に2本塁打を浴びて9失点。目標としていた関東の頂点にあと一歩のところまで駆け上がったが、全国クラスの相手レベルには及ばなかった。
0-2で迎えた六回途中、エース ・・・
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