2022年10月26日 05:00 | 有料記事

専大松戸―作新学院 逆転勝ちで4強入りし雄たけびを上げる専大松戸の平野=大宮公園

7回、同点打を放った専大松戸の清水友

3回途中から登板し好投した専大松戸の平野
第75回秋季関東高校野球大会第3日は25日、埼玉県営大宮公園野球場で準々決勝が行われ、千葉1位の専大松戸は作新学院(栃木1位)を4-3で破り、来春のセンバツ甲子園出場が濃厚となる4強に進出した。
専大松戸は2点差の七回に同点とし、中山の中前打で勝ち越した。3回途中から登板した平野が2失点で最後まで投げきった。
準決勝は29日に行われ、専大松戸-慶応(神奈川2位)、高崎健康福祉大高崎(群馬1位)-山梨学院(山梨1位)が対戦する。
▽準々決勝(埼玉県営大宮公園野球場)
作新学院(栃木)
100020000―3
00100030×―4
専大松戸
(作)小川、川又、市川、磯─岩出、草野
(専)渡辺、平野─吉田
▽三塁打 高森(作)清水友(専)
【評】専大松戸が逆転勝ち。2点を追う七回に清水友の適時三塁打で追い付き、続く中山の中前打で勝ち越した。三回途中から登板した平野が九回まで投げ6奪三振。作新学院は六回以降無安打だった。
◇ ◇
最後の打者を3球勝負で見逃し三振に仕留め、専大松戸の平野大地は思わず派手なガッツポーズが飛び出した。三回のピンチで登板し、最後まで投げきった。六回からは安打すら許さず「甲子園は目標だった。そこに近づけたと思う」と達成感をにじませた。
・・・
【残り 422文字】