【魂の歌を】(99) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第四章 ぬぐえぬ不安(24)

 昔の演歌界なら話は違ったろう。苦労の末にデビューを果たしたから、歌声に説得力が生まれるのだと、宣伝材料に使うケースは珍しくなかった。

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【残り 818文字、写真 1 枚】



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