【魂の歌を】(84) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第四章 ぬぐえぬ不安(9)

 修は席を立ち、背を向ける御堂に言った。

「でも、これだけは言えると思います。プロが評価した曲は、時間と手間をかけて伝えていけば、耳の肥えたファンに必ず伝わっていく ・・・

【残り 855文字、写真 1 枚】



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