【魂の歌を】(82) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第四章 ぬぐえぬ不安(7)

 御堂がこれほどにセンシティブだとは思ってもいなかった。そして、的確に会社の人間の反応を見てもいた。

 考えてみれば当然なのだ。センシティブさとは無縁で呑 ・・・

【残り 819文字、写真 1 枚】



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