【魂の歌を】(76) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第四章 ぬぐえぬ不安(1)

 その日、大森(おおもり)はなかなか社に出てこなかった。修(おさむ)はM1事業局のフロアへ顔を出して、それとなくスケジュールの書かれたボードをのぞくと、打 ・・・

【残り 825文字、写真 1 枚】



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