【魂の歌を】(47) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第二章 ふたつの試練(21)

 御堂は目を閉じたまま、じっと何かを考えていた。

 ここは言葉をうながすべきか。それとも待ったほうがいいか。こういう時、丹羽部長であれば、わ ・・・

【残り 756文字、写真 1 枚】



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