【魂の歌を】(46) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第二章 ふたつの試練(20)

 修は長い前置きを切り上げて、本題に入った。御堂は前屈みの姿勢を変えてはいない。

「実は、ある人から耳打ちをされました」

 言葉 ・・・

【残り 770文字、写真 1 枚】



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