【魂の歌を】(36) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第二章 ふたつの試練(10)

「練習を録音したものでもいいし、ジュン君の弾き語りでもかまわない。それと、厚かましいお願いだけど――」

 修は姿勢を正して、タケシを見つめた。
【残り 794文字、写真 1 枚】



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