【魂の歌を】(34) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第二章 ふたつの試練(8)

 カウンター席に横並びで腰を下ろした。三上だけが中で立ったまま見つめてくる。

 修は新幹線の中で考えてきた口説き文句を口にした。

「まだどこの社 ・・・

【残り 830文字、写真 1 枚】



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