【魂の歌を】(32) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第二章 ふたつの試練(6)

「わたしもかなり驚かされました」

 修も正直に打ち明けた。曲と新人を見極める能力を少しは認められたと感じたらしく、三上は満足そうに微笑んでみせた。< ・・・

【残り 788文字、写真 1 枚】



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