【魂の歌を】(29) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第二章 ふたつの試練(3)

「ああ、はい――三上です。たった今、メールの返事を書いていたところでして。ご連絡いただきありがとうございます」

 男の声が一オクターブ近く跳ね上がった ・・・

【残り 784文字、写真 1 枚】



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