2022年8月8日 22:00 | 有料記事

演奏でナインを後押しする市船橋の吹奏楽部員ら=8日、兵庫県西宮市の甲子園球場
市船橋ナインに拍手が送られた。8日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われた第104回全国高校野球選手権大会で、興南(沖縄)に6-5でサヨナラ勝ち。25年ぶりの初戦突破を後押ししたのは、吹奏楽部に受け継がれている応援曲「市船ソウル」だった。「市船橋を代表する曲」「感動した」。聖地に初めて響いた“神曲”が、劇的な勝利を引き寄せた。
作曲者は5年前にがん闘病の末、20歳で亡くなった同部OBの浅野大義さん。野球の応援が大好きで「甲子園で自分の曲を響かせたい」夢を後輩たちが引き継いだ。吹奏 ・・・
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