【未明の砦】(417) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第四章 標的(二十四)

 話しかけてきた男はよほど顔を見られたくないらしく、マスクに野球帽、サングラスという重装備だ。声の調子からみて年は三十代半ばあたりだろうと萩原は見当 ・・・

【残り 779文字、写真 1 枚】



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