人の生活に身近な冬鳥 ツグミ 【房総の草木虫魚 成田篤彦】 (374)

 「まだ、いたか?」と嬉しくなった。近所の小公園、サクラの花が散り、ツグミが芝地をピョンピョンととび、素早く地面を突いて、虫を捕らえた。首を急にひねって2~3歩、歩いて、ねらいを定めて、くちばしを地面にさし、輪ゴムを伸ばすようにミミズを引き出した。「ミミズがいることがどうして ・・・

【残り 1229文字、写真 1 枚】



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