【未明の砦】(365) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第三章 反旗(百四十七)

 畳の上にちんまりと正座した椿(つばき)朔太郎(さくたろう)は、泉原が淹れたインスタント珈琲を「どうもありがとうございます」と一礼して口に運んだが、熱す ・・・

【残り 799文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る