【未明の砦】(345) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第三章 反旗(百二十七)

 食堂を出てすぐのところで、村上たちの一団がそれぞれに黒いゴミ袋を広げて立っていた。傍らには五十畑がおり、ボールペンと手帳を手に通っていく工員たちを ・・・

【残り 781文字、写真 1 枚】



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