【未明の砦】(342) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第三章 反旗(百二十四)

 思いがけず、誰かが賛同の意を表するようにテーブルを叩くのが聞こえた。

 矢上は核心に踏み込んだ。玄羽の死因について話し、ユシマが法律に定められた労 ・・・

【残り 781文字、写真 1 枚】



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