【未明の砦】(332) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第三章 反旗(百十四)

 秋山が何度思い返しても嬉しくて仕方がないというように満面に笑みを浮かべた。

「俺は最初にあの豪華な応接室に通された時、なんか話がうますぎてちょっ ・・・

【残り 759文字、写真 1 枚】



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