木総合連続13回力尽く 4日前と真逆の光景…タイブレーク、夏への糧に  第94回選抜高校野球大会

木更津総合-金光大阪 13回裏金光大阪2死満塁、押し出し死球を与え悔しがる木更津総合の金綱(右)=甲子園
木更津総合-金光大阪 13回裏金光大阪2死満塁、押し出し死球を与え悔しがる木更津総合の金綱(右)=甲子園
木更津総合―金光大阪 試合後に木更津総合の金綱(右)を励ます越井=甲子園
木更津総合―金光大阪 試合後に木更津総合の金綱(右)を励ます越井=甲子園

 選抜高校野球大会第7日は25日、甲子園球場で2回戦3試合が行われ、木更津総合は金光大阪にタイブレークの末、延長十三回、3―4でサヨナラ負けした。2点差を守れず、押し出し死球で幕切れとなった。

 金光大阪のほか、近江(滋賀)、国学院久我山(東京)が準々決勝に進んだ。

 近江は聖光学院(福島)に7-2で快勝した。山田が5安打に抑えて2失点完投し、19年ぶりの8強。近江は新型コロナウイルス禍で辞退した京都国際に代わり、繰り上がりで出場。代替出場校の8強は第64回大会(1992年)の育英(兵庫)以来、4校目。

 国学院久我山は高知を6-3で下して、甲子園大会で初の8強。2人の継投で3点に抑えた。

▽2回戦(11時26分、11000人)

木更津総合
0000000100002―3
0000010000003x―4
金光大阪(大阪)
(延長13回、13回からタイブレーク)
(木)越井、金綱、金本、金綱-中西
(金)古川-岸本

 【評】金光大阪が逆転サヨナラ勝ち。2点を追うタイブレークの延長十三回1死満塁から内野ゴロで1点。佐々木の押し出し四球で追い付くと、福冨の押し出し死球で決勝点を挙げた。5安打に抑えて3失点完投の古川に報いた。

 木更津総合は十二回までに無死の走者を6度出したが、決定打を欠いた。しのいでいた投手陣が最後に力尽きた。

◆4日前と真逆の光景 タイブレーク、夏への糧 ・・・

【残り 490文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る