【未明の砦】(297) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第三章 反旗(七十九)

 日夏は板場のことには門外漢だが、たとえ相手が得意客であろうと、前日になって昼時に夜のコースを用意しろと言われて面倒が増えたのは間違いないだろう。微か ・・・

【残り 790文字、写真 1 枚】



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