【未明の砦】(290) 太田愛・作 藤岡詩織・画

  ◆第三章 反旗(七十二)

 國木田は床に転がっていた空のペットボトルを拾い上げ、ゴミ箱に入れた。

「岸本君は、彼らをどう思う」

「そうですね、自分の飲み物をそれぞれ持参す ・・・

【残り 764文字、写真 1 枚】



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