【未明の砦】(287) 太田愛・作 藤岡詩織・画

  ◆第三章 反旗(六十九)

 國木田は苦笑いを浮かべてため息を吐くと、ノートに手をついて立ち上がった。それから岸本に菓子折を開けるように言って、自分は小型冷蔵庫の上に置かれ ・・・

【残り 755文字、写真 1 枚】



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