【未明の砦】(248) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆第三章 反旗(三十)

 目的地が解らずに歩くと、距離も時間も実際より長く感じるものだが、秋山がもう疲れたとぐずり始めてダラダラと歩くのを、自販機のジュースを飲ませたり休ませたりしながらだ ・・・

【残り 837文字、写真 1 枚】



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