【未明の砦】(226) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆第三章 反旗(八)

 食堂に着くと、矢上と泉原はいつものように券売機の列に並んだ。前方から村上とその取り巻きたちが憎々しげにこちらを振り返ってなにやら囁き合っていた ・・・

【残り 744文字、写真 1 枚】



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