2021年12月24日 05:00 | 有料記事
◆第三章 反旗(六)
矢上はフェンスに凭(もた)れて最初の一本を飲み干した。夕暮れの空に妹の好きなピンククラウドが浮かんでいた。矢上は我知らず微笑んで口を開いた。
・・・
【残り 795文字、写真 1 枚】
◆第三章 反旗(六)
矢上はフェンスに凭(もた)れて最初の一本を飲み干した。夕暮れの空に妹の好きなピンククラウドが浮かんでいた。矢上は我知らず微笑んで口を開いた。
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