2021年6月3日 05:00 | 有料記事
◆第一章 発端の夏(十二)
玄羽がどこでも好きな部屋を使えと言うので、矢上は裏庭に面した六畳の一室に自分用の寝具一式を運び込んだ。その部屋に特に心ひかれる何かがあったからではない。
【残り 852文字、写真 1 枚】
◆第一章 発端の夏(十二)
玄羽がどこでも好きな部屋を使えと言うので、矢上は裏庭に面した六畳の一室に自分用の寝具一式を運び込んだ。その部屋に特に心ひかれる何かがあったからではない。
【残り 852文字、写真 1 枚】