【うずしお高校浄瑠璃部】(275) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

  ◆第七章 高校三年生(五十四)

 客席のざわめきが聞こえる舞台袖で、圭介と臼井、よっしんの三人は握手をし合った。

「これまで、ありがとう。僕はこれが最後の舞台になる」


【残り 791文字、写真 1 枚】



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