【うずしお高校浄瑠璃部】(239) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第七章 高校三年生(十八)

 臼井が電話で言っていたことは本当だった。学校を一日休んでしまった圭介が部に顔を出すと、すでに主遣いとなった安川が稽古場で汗を流していた。
【残り 777文字、写真 1 枚】



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