【うずしお高校浄瑠璃部】(185) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第五章 鮎屋の滝(二十三)

 圭介は、安川から聞いたことをすべて忘れようと思った。そうでもしないと、これまでと同じようにさつきとセリフの読み合わせをしたり、公園のベンチで微笑み合った ・・・

【残り 821文字、写真 1 枚】



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