【うずしお高校浄瑠璃部】(174) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第五章 鮎屋の滝(十二)

 圭介たちはあわてて上体を起こし、さつきに笑顔を向けながらばらばらと立ち上がった。

「俺ら、歌舞伎ゆうか、演劇をしとったんや」

 よっしんは ・・・

【残り 806文字、写真 1 枚】



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