【うずしお高校浄瑠璃部】(122) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第四章 新人舞台(十三)

 この日は、一年生だけで帰路についた。みんなでなんとなく肩を並べ、紺色に染まりつつある空の下を歩いた。だれもがうつむきがちで、言葉数もすくなかった。 ・・・

【残り 783文字、写真 1 枚】



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