【うずしお高校浄瑠璃部】(113) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第四章 新人舞台(四)

 顔をあげなければいけない。思わず下を向いた圭介は、すぐに自分を叱咤した。拍手が途絶えたのはみんなも衝撃を受けているからだ。沈黙がざわめきに変わる ・・・

【残り 772文字、写真 1 枚】



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