【うずしお高校浄瑠璃部】(102) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第三章 秘密の稽古場(三十)

 圭介が目にしたもの。それは、太夫が浄瑠璃を語る際、脚本である床本をのせる見台(けんだい)だった。漆塗りの黒地に、花々の絵柄が金箔で施された豪華 ・・・

【残り 789文字、写真 1 枚】



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