【うずしお高校浄瑠璃部】(49) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第二章 高校一年生(十九)

 昼間でも夜空が宿っているような瞳。さつきはその独特の煌(きら)めく眼差しを、圭介に向けていた。圭介は体が熱くなった。この場にふさわしい言葉はなに ・・・

【残り 783文字、写真 1 枚】



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