2020年1月28日 15:17 | 有料記事

デビュー曲「離さない 離さない」などを熱唱した新浜レオンさん=27日、鎌ケ谷市
令和元年初日の5月1日に歌手デビューし、昨年末の日本レコード大賞で「新人賞」に輝いた白井市出身の新浜レオンさん(23)が千葉日報社のインタビューに応じ、「演歌・歌謡曲のジャンルにとらわれず、幅広い世代から愛される歌い手に」「ZOZOマリンスタジアムでライブをしたい」と述べ、さらなる飛躍を誓った。プロ野球選手になるのが夢だった異色のシンガーは、一球入魂ならぬ「一曲入魂」でファンの心をつかむ。(船橋習志野支局・伊澤敏和)
―歌手を目指したきっかけは。
「白井市の小中学校から千葉英和高校時代まで野球ひと筋で、プロ野球選手を目指していた。高校では春の県大会でベスト4まで残ったこともあるが夢の甲子園には手が届かなかった。そんな時、演歌歌手の父(高城靖雄さん)の仕事を手伝うようになり、“カバン持ち”を経験。父のように歌で人を喜ばせたいと思うようになった」
「母は『父と同じ苦労をしてほしくない』と猛反対だったが、家族会議で『本気だから』と説得。父に『いろ ・・・
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