2019年5月20日 05:00 | プレミアム限定記事
日本中央競馬会競馬学校(白井市根)は、日本ダービー(GI、東京競馬場)や有馬記念(同、中山競馬場)など、国内外のビッグレースで活躍する名騎手を多数輩出している。毎年、狭き門をくぐり抜けた若者が恵まれた施設で教官の指導を受けながら日々、技術と知識を磨く。中央競馬の明日を担う人材を育成する競馬学校の一日を紹介する。
競馬学校によると、騎手課程は3年間。生徒は寮で生活しながら馬術の基礎訓練からレース騎乗へ向けた実践的訓練まで学び、騎手免許試験合格を目指す。入学は狭き門で、受験生115人のうち合格した9人が、38期生として4月に入学した。過去には700人ほどが受験し合格は10人前後といった年もあった。
生徒の一日は午前5時半から始まり、6時までに検量、清掃などを行う。検量は体重測定のことで毎朝、職員が立ち会い計測する。生徒の卒業時の体重は48キロ以下になるよう、毎日厳しい自己管理が求められるという。生徒は食事や運動による変化を把握するため自主的 ・・・
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