2016年8月11日 10:15 | 有料記事
ビールの主原料は麦芽・ホップ・水。原料の品質ももちろん重要だが、個性の決め手は酵母にある。多くの大手メーカーが用いる低温(5度前後)で働く酵母を使うと「ラガー」という種類になり、常温(20度前後)だと「エール」になる。エールは麦芽を直接感じられるコクのある味で、酵母の作用による華やかな香りが特徴だ。
このエールビールにこだわるのが、約20年にわたり製造を続ける安房麦酒(南房総市)。香り高い「ペールエール」、黒ビールの「ダークエール」、地元三芳村のブランド米を使った「蛍まいヴァイス」など5種を製造している。
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