就労へ医療機関と連携 「適材適所が大切」の声も 【精神障害者支援 自立への試み 流山、松戸の現場から】(下)

 千葉県の精神障害者は3万4178人(2015年3月末現在の障害者手帳所持者)。18年に精神障害が法定雇用率に加わるが、障害者が安心して働ける環境を整える必要が生じている。千葉労働局は本年度から、医療機関と連携し就労支援のモデル事業を始めた。

 ◆本県唯一の事業

 流山市の「ひだクリニック」は本県唯一、全国でも4カ所しかないモデル事業の実施施設。院内に設けられた「オフィスrana」では1月、デイケア ・・・

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