墨書土器の宝庫、八千代 3500点に古代ロマン 人の顔や複数の文字も 【地方発ワイド】

 私鉄沿線や国道16号周辺を中心に都市化が進んだ八千代市は古代のロマンにあふれる地域だ。墨書土器の出土数は全国上位の約3500点に達する。中には人の顔や多数の文字が書き込まれた土器もあり、当時の人々の精神文化に触れることができる。

 市教委によると、市内では約240カ所の遺跡が確認されている。さまざまな遺構や遺物の中でも墨書土器(破片を含む)は多く、「奈良市や多賀城市(宮城県)に次ぐ出土数」(市教委 ・・・

【残り 905文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る