2025年6月4日 05:00 | 有料記事

屋上の塔屋西壁に描かれたモザイクの壁画

夷隅川の蛇行を表した玄関ひさしの造形

大会議室の入り口ドア。双鶴を表す引き手金物
教え子らに請われた建築家が大多喜町に足を運び、欧州視察の経験を踏まえた自身の建築思想を具現化した建物。彼は合理性だけでなく人間性をも表現することを求めたという。
建築家の名は早稲田大学建築学科で教べんを取った今井兼次(1895~1987年)。町発行の「大多 ・・・
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