2025年6月2日 17:30 | 無料公開

選挙期間中、熱弁を振るう松戸隆政さん
千葉県松戸市で6月1日に投開票が行われた市長選で、無所属新人で元県議の松戸隆政(まつど・たかまさ)氏(46)が初当選し、話題を呼んでいます。SNS上では「松戸市長が松戸さんになった!」「こんな偶然はなかなかないと思う」といった投稿が相次ぎ、「市名と同じ名字の市長」という珍しさに注目が集まりました。(デジタル編集部)
松戸氏は元千葉県議で、市庁舎移転計画の白紙撤回や総合医療センターの経営再建を訴え、無党派層を含む幅広い支持を集めました。一方で、ネット上ではその“名前のインパクト”にも反応が広がっています。
X(旧ツイッター)では「松戸松戸市長の誕生!」「すごく分かりやすい名前の候補者」などの投稿が拡散し、関連ワードが一時トレンド入り。さらに、同じ千葉県内・船橋市の市長が松戸徹(まつど・とおる)氏であることも注目を集め、「松戸市の松戸市長、船橋市の松戸市長というややこしい事が」「2人の松戸市長がいる千葉県、面白すぎる」といった声も多数上がりました。
こうした“名字と市名の一致”は、他の自治体でも。茂原市では市原淳(いちはら・あつし)氏が市長を務めています。名字が市原市と同じであることから「茂原市の市原市長」として話題になりました。
市名と同じ、あるいは似た名字の首長は関東近郊でもまれに見られますが、“市名=名字”の市長が誕生するのはやはり珍しいですね。
とはいえ、政治の本題はもちろん中身。選ばれた首長が掲げた政策をどう実行し、地域の課題にどう向き合っていくかが問われます。人口約50万人を抱える松戸市。名前だけでなく、新市長が訴えた公約の行方に注目です。