【ふつうの家族】(211) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 気がつくと目をつむっていた。鍋いっぱいのしょっぱい煮込みうどんをわんこそばのように食わされる悪夢に引きずり込まれそうになり、「ストップ、ストップ!」という自分の声で我に返る ・・・

【残り 778文字、写真 1 枚】



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