【ふつうの家族】(210) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 やっと羽を伸ばせる。別に家族のことは好きでも嫌いでもないけれど、一人暮らしに慣れてしまうと、中途半端に親密な他人と長時間行動をともにし続けるのはなんだか窮屈だ。
 
【残り 784文字、写真 1 枚】



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